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2024.04.15

二等無人航空機操縦士技能証明証を取得した修了生にインタビューしました。

 無人航空機の登録講習機関として令和5年4月からスタートした無人航空機操縦技能養成センターの修了生が無人航空機のパイロットとして実際に活躍しているお話などインタビューさせて頂きました。

①自己紹介
富士市消防本部警防課警防担当主幹 田島です。 ドローンを活用した任務に携わっております。

②ドローンスクールを受講するきっかけを教えてください
当本部では消防活動用ドローンを配備しています。災害現場で活動するため、ドローン隊の隊員には高い知識と技術が求められます。私もドローン隊に指名されたことから、受講することになりました。

③受講中、特に気を付けて取り組んだこと。
受講は限られた貴重な時間ですので、有意義な講習とするために、予習と復習を必ず実施しました。また、疑問を残したまま終わらせない、という事を特に気を付けて取り組みました。

④受講した中で、最も役立ったと思われた内容がありましたら教えてください。
知識と技術、全てが役立っていますが、技術向上のための訓練方法を教えていただいたのは、本部内で操縦訓練を実施するのに非常に参考になりました。

⑤スクールのカリキュラムに対して何か改善点・要望等ありましたら教えてください。
二等無人航空機操縦士はできたばかりの資格と制度でしたので、情報が少なく不安がありましたが講習前のオリエンテーションで詳しく説明をしていただき、不安なく受講ができました。改善点、要望等はありません。

⑥ドローンに関する自身の将来の目標などありましたら教えてください。
災害現場の最前線で、高度な活動ができるドローン部隊を作り上げることが目標となります。

⑦受講しようとしている方へ一言お願いします。
 先にJUIDAの資格を取得し、経験者として二等国家資格を取得しました。段階的にステップアップできる受講内容で、講師の方も丁寧に指導してくれます。実技はマンツーマン指導でしたので、目視外飛行や夜間飛行も短時間で上達することができました。当本部から10名受講をしましたが、全員、二等資格を習得することができました。

⑧ドローンを任務に活用して効率的だと感じたことはありますか?
 火災現場において上空から熱画像カメラで得た情報を地上部隊へ提供し、延焼阻止などに利用しています。今年度、物件投下装置と拡声装置を新たに導入し、ドローンによる消防活動の高度化を実施します。たとえば、河川氾濫により中洲に取り残された人を救助するために、従来は救命索発射銃を使用していました。ドローンにより対岸までリードロープを届ければ、迅速で正確な受け渡しができ、時間短縮に繋がります。また、拡声装置により、要救助者への声掛けや避難広報を実施することができます。まだまだありますが、今後も利用方法について研究を継続していきます。

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